「志村第三小学校『夜間』避難所開設訓練」報告
よりリアルに、そして自分たちの手で!
5月31日(土)18:00から、志村第三小学校において、昨年に引き続き、清水地区6町会を中心に志村第三小学校PTA、おやじの会、その他防災関係団体のみなさん、大学のみなさん等が集合し、「『夜間』避難所開設訓練」が実施されました。
午後5時に震度6強の地震が発生したという想定のもと、「体育館設営」をし、その後「本部指揮役員」「避難所受付受入班」「傷病者応急手当班」「仮設トイレ組立班」「発電機/照明等設置班」「備蓄倉庫管理班」「要配慮者・避難行動要支援者対応班」に分かれて、避難所開設の準備が進められました。
今回は、よりリアルに、そしてできる限り自分たちの手で実施することを目標に掲げて実施されました。
終了後は、各担当から課題や問題点が提起されました。「夜間」独自の課題もあれば、そうでない課題もあり、この課題を解決していくことが、いざというときに大変重要になります。
また、今回の訓練は雨の中での訓練となりましたが、実際の災害時は雨かもしれないし雪かもしれない。夜間訓練といっても、実際の災害は真夜中かもしれないし明け方かもしれない。酷暑かもしれないし極寒の日かもしれない。
災害はいつ発生するかは誰にもわかりません。
だから、画一的な訓練だけでなく、夜間などいろいろ想定した訓練を実施することで、いざというときの対応力がついてくるのではないでしょうか。しかし、まだまだやるべきことはいっぱいありそうです。
ぜひ、みなさんからもご提案ください。
志村消防署志村坂上出張所長の講評の言葉が記憶に残ります。
「災害時、ぜひ怪我をしないでください、死なないでください。小さな火はみなさんで消してください。焼け野原になるのとそうでないのでは、復興後に大きな違いがあります。」と。
前回の実施の様子もぜひご覧ください。
(広報部)