「夜間避難所開設訓練」報告

「志村第三小学校“夜間”避難所開設訓練」が実施されました。

板橋区が主催する防災訓練は毎年春に開催されますが、災害はいつやってくるか分からないとのことで、今回は清水地区町会長会議が主催し、夜間に避難所を開設するという設定で「夜間避難所開設訓練」が7月1日(土)18:00から志村第三小学校で開催されました。

土曜の夕方6時ともなれば、お風呂に入ってそろそろ夕食かなという時間ですが、各地区町会の役員やボランティアセンターの方々が集合し、「校庭テント設置」「体育館設営」「本部指揮役員」「避難所受付受入調整班」「傷病者対応処置班」「仮設トイレ組立班」「発電機/照明等設置班」「備蓄倉庫管理班」「要支援者対応班」に分かれて、避難所開設の準備が進められました。

この時季、7時頃まではまだ明るく作業に支障はありませんが、7時を過ぎてだんだん暗くなってくると、照明がないと何もできなくなります。日頃から慣れている役員の皆さんたちですので、準備は1時間程度でできたのではないかと思います。

撤収が終わり、8時から体育館で来賓からの講評と各自の気付きの交換会となりました。

昼間と夜間での違いは何といっても照明の有無です。ソーラーバッテリー型のタイプ、燃料型のタイプなど照明の種類は町会によってもさまざまです。また、暗い中で足に引っ掛けないようにするには、どのようにケーブルを這わせればよいのか。考えなければならない点はいろいろありそうです。

今回は、役員の方々中心の訓練となりましたが、大きな災害はいつやってくるかわかりません。実際にそのときになれば、役員だけでなく、動ける人には避難所開設や防災活動に加わっていただくことになると思います。しかし、誰でも自分のことや家族のことが優先されるのは当然です。そのときに慌てずに協力体制がとれるよう、日頃から、家具の耐震補強や食料備蓄の補充、家族との連絡方法など、自分でできることは準備しておいていただくことが望まれます。

防災訓練は定期的に実施しています。一人でも多くの皆さんに参加していただきたいと思います。概要等が決まりましたら、ホームページや回覧板でお知らせしますので、時間の都合がつくときには、ぜひご参加ください。

(広報部)

志村第三小学校夜間避難所開設訓練.pdf