豪徳寺と松陰神社と桜

投稿者:飯塚 勉さん

60代

蓮沼西町会エリア内

町会員

東京で桜満開の日曜日となった4月7日、板橋史談会のみなさんと、世田谷城跡、豪徳寺を巡るツアーに参加してきた。
午前10時に小田急線豪徳寺駅に集合。常徳院、世田谷八幡宮を巡り世田谷城へ。現在、城跡後は世田谷城址公園と広大な豪徳寺境内が締めている。
世田谷城は、清和源氏足利氏の一族である吉良氏の居城として知られているが、「お城といえば天守閣」というものはない。「天守閣」のある城は別格であって、通常の城は、土塁や堀で囲まれた「戦うための陣地」として存在していたようだ。先達の詳しい説明は頭の栄養になる。板橋の志村城もそのような城であったことだろう。

そして豪徳寺へ。満開の桜に海外の旅行者が多い。豪徳寺は、彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺で、招き猫の豪徳寺としても有名だ。井伊家代々の墓にもお参りをした。

12時前に解散となったが、時間があったので昼食をとり、松陰神社へ向かった。豪徳寺駅から歩いても30分とかからないが、世田谷線へ乗りたくて電車で向かう。

こちらも海外の方々が多い。松陰神社といえば、幕末の教育者であり思想家の吉田松陰先生をお祀りする神社である。広い境内の奥に墓碑がある。

豪徳寺は吉田松陰を刑死させた安政の大獄を起こした井伊直弼の菩提寺であり、この距離感がなんとも興味深い。

豪徳寺
https://gotokuji.jp/松陰神社
https://www.shoinjinja.org/板橋史談会
https://sites.google.com/view/itabashishidankai/home

 

この投稿に返信