「板橋平和のつどい」へ行ってきました

「“平和”について考えたことがありますか?」

11月1日(水)、板橋区立文化会館で「板橋平和のつどい」が開催されました。
板橋区は、世界の恒久平和を願い、非核三原則の堅持と核兵器の廃絶を全世界に訴え、平和都市になることを昭和60年1月1日に宣言して以来、様々な平和関連事業を実施しています。今回の「板橋平和のつどい」もその一環ですが、一部、式典のあとは、中学生平和の旅参加者生徒による発表。そして二部は、原爆で子供を亡くした母親の手記『星は見ている』を、ピアニスト塩入俊哉さんの即興演奏による音楽とオリジナル映像にあわせ、紺野美沙子さんが朗読します。

冒頭では、参加者全員で「板橋区平和都市宣言」を朗読しました。
中学生の平和についての発表は、どれも中学生とは思えないほど質が高くて驚きました。彼らにとっては、今、世界で起きている紛争が他人事ではないと理解しているのでしょう。それに引き換え、平和ボケに漬かりきってきた今の大人世代こそ、改めて平和について考えなければならないのではないかと関心させられる集いでした。
土日開催など、もっと多くの方が来場できるようにすべきではないかとも思いました。

中学生諸君の平和の旅の感想文集も配布されました。板橋区で現在公開されているものは、令和4年度版までの過去分ですが、どれもこれも中学生諸君の真摯な気持ちを読み取ることができます。

当日のプログラム当日配布された「令和5年度板橋区中学生平和の旅 感想文集」(表紙)紺野美沙子「星は見ているを語りつぐ」(チラシ)「板橋区中学生平和の旅 感想文集」(過去分)https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kusei/seisakukeiei/sengen/1007081.html板橋区平和関連事業https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kusei/seisakukeiei/sengen/index.html

(広報部/飯塚)