「9月18日は敬老の日でした」

「超高齢社会をどう生きる?」

9 月18日(月)は「敬老の日」でした。
蓮沼西町会では、毎年敬老の日に、満70歳になられた方にささやかなお祝いをさせていただいていますが、今年の対象者は3名でした。みなさん、元気で長生きしていただきたいですね。
circulation-202308-respect-for-the-aged-day.pdf (itabashi-hasunishi.com)

 

さて、みなさんは、「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の違いをご存じですか。
これは、「総人口における65歳以上の人口の割合」(「高齢化率」といいます)によって異なります。
「高齢化率」が7%を超える社会を「高齢化社会」、14%を越える社会を「高齢社会」、21%を越える社会を「超高齢社会」といいます。
日本では、1970年に「高齢化社会」に突入し、24年後の1994年に「高齢社会」を迎え、その13年後の2007年にはついに「超高齢社会」を迎えてしまいました。
海外を見てみますと、欧米の先進国は早くから「高齢化社会」に突入していましたが、「高齢社会」になるまでにはそれなりの年数を要しているのに、日本は24年で「高齢社会」を迎えています。
アメリカ  高齢化社会1942年  高齢社会2014年  72年間
イギリス  高齢化社会1929年  高齢社会1976年  47年間
フランス  高齢化社会1864年  高齢社会1979年   115年間

この日本の急速な高齢化の背景には、少子化が大きく影響をしています。2008年から人口減少も始まり、2022年10月1日現在、人口1億2,495万人に対し、65歳以上人口は、3,624万人となり、高齢化率は、29.0%となりました。

今後、総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、2037年には33.3%となり、国民の3人に1人が65歳以上の者となると見込まれています。そして、2070年には38.7%に達して、国民の2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されています。

少子化対策は、政治の責任でしっかりと考えてもらわなければなりませんが、人生百年時代を若い人たちに迷惑をかけないですむよう、元気に歳をとっていきたいですね。

「高齢社会白書」は、毎年内閣府が公表しています。
少々ボリュームがありますが、令和5年版(全体PDF版)はこちらからどうぞ。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html

 

(広報部/飯塚)